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オイラの芸術をわからない奴らなんて…
みんな大嫌いだ‼
デイダラ
『あとは…ここを繋げれば…
できたー‼芸術品第16号‼うぅ~ん…我ながら芸術的だなぁ‼うん』
『おーい‼みんなああ‼
またデイダラの奴粘土こねてんぞー‼』
デイダラ
(うわっ…またあいつら‼)
同い年くらいの子ども達がデイダラの前にたつ
『うわっ本当だ‼お前また公園で粘土こねてんのかよー‼
暗い奴ー‼』
『粘土オタクーきもち悪りぃんだよ‼』
『なんだよその虫みたいなきもち悪い粘土の物体は‼』
デイダラ
『オイラの芸術をバカにするな‼』
『はぁ?るっせぇよ‼友達にも親にも見捨てられた奴がでしゃばんな‼』
デイダラ
『うるさいうるさい‼お前らに芸術の何がわかる‼お前らには粘土の美がわからないバカなくせに‼うん』
『そんなんわかりたくもねーよ‼なぁーにが粘土の美だ‼
そんな薄汚い土の固まりに美もなんも感じるかっつーの‼』
バッ‼
デイダラ
『あ‼バカ返せ‼
それはまだできたばっかの『るっせぇーんだよバアアカ‼こんなきもち悪いのぶっ壊してやる‼』
グチャグチャ‼
デイダラ
『あぁ‼オイラの芸術が…』
『ははははは‼ざまぁみろ‼おい‼いつまでもこんな奴のそばにいたら根暗が移るから早く行こーぜ‼』
『うわー嫌だ嫌だ‼早く帰ろ‼』
『じゃーな‼根暗君‼ははははは‼』
デイダラ
『…………なんでいつもいつも…あいつらにオイラの芸術の何がわかる‼
オイラのせっかく作った作品が…』
デイダラ
『う…うっう』
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