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そんなことを思いながらも、圭介との時間はあっという間だった。
「今何時?」
車での移動中、圭介は真面目な顔をして聞いてきた。
「6時過ぎだょ」
いきなり車を止める。
その反動で前のめりになった。
「ちょっと、いきなりどうしたの?」
「わりっ!ちょっと電話してくる」
「えっ?」
彼はケータイを持ち車を出た。
「女?」
となると、私の自意識な感は見事にハズレたことになる。
ちょっと、腹がたった。
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