1の章 煙草

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「歩~」 「お~い!」 「お~い!起きろぉ!」 どこかで声がする。 どうやら僕を起こそうとしているらしいが、昨日遅くまでDVDを観ていたので眠くて仕方がない。 「あ~ゆ~む!」 僕はゆさゆさと揺さぶられている。しかし、僕は負けるものか!…と心の中で叫び、眠ったままやり過ごそうと考えた。 声の主は僕の部屋の隣りに住んでいる高校からの腐れ縁+悪友の修だ。 修「もぉ!頼むから起きてよ!」 修はそう言いながら、僕のベットの上に上がり、こともあろうにピョンピョンとジャンプを始めた。 僕「なんやねん!!」 …と、流石にやり過ごす事が出来ずに叫んでしまった。
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