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カカシはツナデの表情から亊の大きさを計ったが…まさか自分に大きく関わってこようとはこの時点では知る由もなかった。
「カカシ…どうみる?一連の事件…」
「…瞳術使いとあれば厄介ですね。しかも木の葉に対してあからさますぎますね。」
「もしかするとお前を誘いだしたいのかもしれんのだ」
右目しか普段露出していない男ではあるが一瞬その目の表情が変わる。
数分の沈黙…ツナデの口が動いた。
「カカシ。うちはの事件はお前もよくしっておろう?」
「ええ。里の内外に知れわたる忌まわしい事件ですから」
「実はな、上層部でも一部の者しか知らぬ事実が隠されとった」
「!?五代目、いったい…」
ツナデが密封された禁書の中から一本をとりだし封印を解いた…その記録書の内容はあの事件をさらに忌まわしき物へと紡ぐ物であった。
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