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最終章
それから、3月までが、早かった…。
が、入試、卒業間際の訃報の出来事が起きた…。それは、前に書いた様に、親父の死だ。
かなりの、ショックな出来事だった。
それで、入試の勉強もろくに出来ないまま、Ⅱ期試験の日が来た。
不安も何もなく出来た。
次に、卒業式があった。
で、合格発表、それで合格。
合格祝い
親戚一同が、祝ってくれた。
そこで、俺は一言ポツリと言った『親父には悪いけど、親父が死んだから合格できた…。』と呟いた…。
だから、親父には『ありがとう』って言いたかった。
親父は、いつも俺の味方だった。
一番ショックだったのが俺だ。
何処へ行くのにも一緒だった…。
なのに、今は居ない…。
親父の死後…。
夢すら見なくなった。
夜に、愛犬がやたら毎日、鳴くようになった。
それを、聞くたび『親父が来てる』って思う様になった。
で、親父の死から2年…。晴れて、高3を迎える様になった…。
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