何これ?

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そんなん、紹介なんかいらねーし! ・・・・ 連チャン率あげれんの!?凄くね? 俺勝ち組になれんじゃね? 「ねーねー、君は連チャン率上げれるんでしょ? そしたらさ・・・」 「無理よ」 ラッキーガールは眼鏡を拭きながら、言葉の氷を俺に刺した。 「最後まで話させてよ・・・」 「私達を見る事が出来る人には、私達の力は作用しないみたいよ? でも、機会そのものの出方はするから良いんじゃなあい?」 ・・・ちっ! 俺の酒池肉林がっ! 「せっかくの大チャンスだと思ったのにな!」 「あなたってヨコシマな人ねぇ・・・ でも素直だわ、私そうゆう人好きなのよ」 おいおい、俺に惚れちゃったかぁ? 人間だったらなぁ・・・ 俺が考え事をしている間に、ラッキーガールはさっきのマントの男を連れてきた。 「彼も神様なのよ!貧乏神♪」 こえー!貧乏神すげーこえー! 顔がフードで見えねえし! 「ねえ、ねえ!あなたの名前ってなんて言うの?」 急にラッキーガールが話し掛けてきたから、俺は10センチ程飛び上がった。 「田中太郎・・・」 「は?」 「え?」 「ギャハハハハハ!マヂかよ?何?偽名?」 くっそー・・・ ステレオで笑いやがって!貧乏神にいたっては、笑いすぎて咳き込んでるじゃねーか!俺が殺意を込めて睨んでいると、貧乏神はヨタヨタと立ち上がろうとしている。 その拍子にフードがハラリと落ちて、貧乏神の顔が見える様になった。
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