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>>1さん・おにぎりグループ──
一方1さんとおにぎりは喫茶店の前に停めてあった軽トラに乗ることに成功していた。
二人は軽トラに乗ると緊張の糸が途切れたように話した。
「ふぅ…なんとかたどり着いたね。」
>>1さんは額の汗を拭いながらおにぎりに言った。
「うん…本当に誰もいなくなっちゃったんだなぁ…」
窓の外を覗くと街はもう先程の賑やかさの影も形なく、人影もない。
「>>1さん、とりあえずどっちかが運転してもう一人は荷台から見張りをするってどう?」
「そうだね。じゃあ僕が最初に見張りをするよ。途中で交代しよう。」
そう決まると、荷台へ>>1さんが乗り込み、運転席におにぎりが着いた。
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