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また違う日。
多分居酒屋で、すずと飲んでる時だった。
後ろの席に男の人が座っていた。
丁度すずはトイレで席を外していて、私1人、煙草を吸ってすずを待っている時だった。
「彼女が、風俗嬢だったらどーする?」
そんな言葉が、私の耳に入ってきた。
「それは無いだろー。」
「なんで?」
「1日何人とやってると思う?誰にも紹介できねーよ。」
‥‥。
やっぱり、そう思われてるんだな。
そう思ってると、
「俺付き合ってた事あるよ。」
「どうだった?」
「あまり気にしないで付き合ってたなぁ。偏見とか無いつもりでいたけど、彼女は仕事を気にしてた。」
そりゃ気にするよ。
「すごいね。俺無理だな。やるだけで終わりそう。」
風俗嬢だからって、誰にでもやらせる訳じゃないからね。
聞いている途中、すずが戻ってきた。
すずは、まーに隠している為、今聞いていた事は、あえて話題に出さなかった。
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