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いつものように
未来が公園に行くと
瞬がいた。
一生懸命何かを
探していた。
『…?瞬くん 今日はお砂場で遊ばないの?』
瞬が未来の声に
振り向いた。
『あっ!みぃちゃん。お砂場、先に行ってて良いよ。』
『何探してるの?』
『四ツ葉のクローバー。なかなか見つからないけど。』
未来が瞬の隣に
しゃがむ。
『みぃちゃんも一緒に探す♪』
『うん♪ありがとう』
嬉しい顔をする瞬。
二人で手を泥だらけにして
『1、2、3。違うね。』
『違うね。』
『四ツ葉のクローバーないね。』
『ないね。』
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