少女誘拐事件

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「やっぱり… エドワード編集長なのね。」 小さく呟くローラ。 エドワードは、 ローラに近付き強く怒鳴る 「何がやっぱりなんだ? 仕事が終わってないだろ!」 憎しみを抑えながらローラが言った 「じゃあ、エドワード編集長は 何故ココに?」 「決まってるだろ! 俺が会社に言った時 オマエがいないし 電話にもでないから ココまで来たんじゃないか!」 (まだ、とぼけるつもりなのね) ローラは、エドワードを押し退けて 玄関のドアを開けた。 怒る表情のエドワード。 だが玄関には、 チェーンがつけており 開ける事ができなかった。 その瞬間ローラは、 安心し頭に手をあて胸を なでおろした。 「メアリー!メアリー! 居るんでしょ? ココを開けてちょうだい!!」 エドワードを 睨みつけながら大声で言う。 だが、 一時しても中から返事はない。 感付き怒りに満ちたローラは、 激しくエドワードにうったえる。 「ドコにやったの? 私の娘を!! あんたが犯人なのは、 わかってるのよ!!」 エドワードは、 いきなりの事で驚き声が出ない。 ショックで何も言わないエドワード。 娘を誘拐された怒りは、 最高潮になり 我を忘れたローラは…。
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