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私だってわかってるのよ。
ただ、
争うのが好きじゃない。
というか面倒。
本音を言って、衝突してなんになる?
ただ厄介なだけじゃない。
授業はいつも退屈。
時間は淡々と過ぎていって、今日という日が消えていくんだ。
マッチの火のように。
一本が一日。うん、あっという間。
例え、
「お~い、長谷川。この資料、資料室に返しておいてくれ。」
担任に嫌なことを頼まれようが…!!
ガシャンッ…
…ざまぁみろ。重いんだよ、バァカ。
私が投げた地図の資料は資料室の隅に辛うじてたっている。
もう放課後だし、部屋は西日がさしてオレンジ色だ。
ん?どこかで同じ感じのを見たかも。
………あ、夢。昨日変な夢見たんだった。
窓を開けて窓辺に肘をついて夕日を眺めた。
なんだか温かい。それに眩しい。
昨日、私ランプもらったな。なんか妙なところでリアルな夢だった。
手にランプを持った感触があるみたいな。
だいたいこれくらいの、とジェスチャーしてみたり…
なにやってんだろ。
ランプを開けた瞬間に起きるなんて、タイミングよすぎだし。
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