始まりの日

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「…やっぱりここになるか…」 零一が呆れた感じで呟く 「ほら、そんな事言わずに入ろうぜ」 俺達がきたのは古い看板をかけたビリヤード屋だった 「まぁおじぃさん達にはお世話になってるからいいけどな…」 ドアを開けるとカランカランと鈴の音がなって奥からおじいさんがでてきた… 「おお…久しぶりだなガキ共」 嬉しそうに笑いながら話しかけてくる このじいさんは俺達が昔から世話になっている人でこの店の店長だ… 「お~じいちゃん久しぶり~客として来たぜ~」 「どうも」 二人で挨拶する 「はっはっ二人から金はとらんよ二人とも儂にとっちゃ孫みたいなものじゃからの」 「そうか?サンキューじいちゃん」 「ありがとうございます…」 「はっはっはっ…礼などいらん。二人はプロ顔負けの腕じゃからの、二人の勝負を見させて貰えれば十分じゃよ」 そんな事をいって店の奥に戻り、道具をとってきてくれた。
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