修業の成果

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忍達は虚空蔵よりも速い走りでグイグイと幸男達との距離を縮めて行った・・・・ 幸男「噛ませ犬の忍で小助より速いっておかしいな………………うおっ?!」 虚空蔵がいきなり足を止めた事で幸男は驚いた。 前方を見ると先の道が崩されており崖になっていた。 幸男「あらかじめ先回りして道を塞いでいたのか………」 幸男と小助はそれぞれ武器を構え、忍もクナイを両手に構えてじわじわと歩み寄って来ている。 幸男「やっぱり俺の命を奪いに来たのか!?」 伊賀忍「………殺す………」 伊賀忍はそれ以外の言葉を発せずに一歩一歩近づいて来た。 幸男「仕方ないね…………………一瞬で終らせる」 幸男は虚空蔵から降りると日本の刀を鞘から抜いた。 幸男「クナイだけで二刀流の神飛流を防げるかい?」 幸男は身体を動かしたかと思うと姿を一瞬で消し、忍の間合いに入って居た。 伊賀忍「…………殺す………」 伊賀忍は間合いに入った幸男に動じまず、瞬時にクナイで刀を防いだ。
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