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「ドゴオォォォ!!!!」
幸男は伊賀忍を盾にして着地すると他の伊賀忍を見てみた。
幸男の予想通りいくら忍でも仲間の死に動揺しない筈がないが伊賀忍は幸男を標的に死体を踏み付けて歩み寄った。
幸男「俺を殺す為だけに作られた忍か」
幸男は歩み寄る伊賀忍の頭に向けて刀を一本投げた。
伊賀忍は水平に飛んで来る刀の刀身を素手で掴み取った。
幸男「舐めるなよ!!」
幸男は光速で刀を投げた隙に伊賀忍の死角に入り込み刀を頭に貫いた。
伊賀忍「ガハッ……………」
伊賀忍は噴水のように頭から血を出しながら倒れた。
幸男「何とか終わったな」
幸男は小助の方を向いた。
幸男「うわっ?!」
小助は十人以上の伊賀忍の死体の中立って居た。
しかし小助の身体は所々深い傷が付いており無傷ではなかった。
二人は傷の手当を済ませるとまた大垣に向けて出発した。
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