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また、しばらくふたりは先へ進みます。 もうそろそろ、お昼でしょうか。お日様が真上に差し掛かっています。サラも、お腹が減ってきました。 ふたりは、どこかで休むことにしました。 辺りを見渡すと丁度、ふたりが座るのにぴったりな木が倒れていました。とても大きな丸太です。 「見て、サンドイッチを持ってきたの。」 ポシェットからお弁当のサンドイッチを出しました。 「メイもいかが?」 「ありがとう、サラ。でも私は食べられないの。」 「そっか。じゃあ、私も我慢する。メイは食べられないのに、私ばかり食べられないわ。」 「サラ、本当にやさしい子になったのね。ありがとう。でも私はぬいぐるみだから、仕方ないの。だから食べて。」
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