駆け抜けて性春

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ちなみに渚も同じ大学 もちろん学部は違うけど 先生達も渚がこの大学を選んでひと安心って顔してたな ..渚がここを選んだ理由のひとつがあの幼なじみの女の子が近所の短大に通ってるからってのはここだけの話 「知らないよ?留年して幼なじみに愛想つかされても」 「バーカ!俺を誰だと思ってんだよ」 ベッと舌を出してイタズラに渚は笑った その自信はどこから湧いてでてくるのやら 「そういえば南この間俺と同じ学部の女子に告白されてただろ?」 「渚..覗きなんて趣味が悪いんじゃない?」 「別に覗いてねェよ!その子が俺に泣きついてきたから..」 「慰めたの?浮気者」 「違―――うッ!!!」 冗談が通じないなァ渚は 「その子が南の好きな子誰だ!教えろ!!ってしつこいんだよ..」 「あらら~」 泣きマネをする渚をまるで他人事のように扱ったら睨まれてしまった ..だから怖いって 「で?」 「え?」 「南の好きなヤツって誰?俺の知ってる子??」 ..お前は女子か 目を輝かせて聞いてくる渚に寒気を覚えた
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