駆け抜けて性春

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「..え...?」 確かに聞こえたあの懐かしい声 驚いて振り返るとそこには微笑むルイの姿 「あれ!?ルイちゃん久しぶり~!!!」 ...は? 「お久しぶりです渚!!元気そうですね♪」 「ルイちゃんも♪いつアメリカから帰ってきたの?」 「ついこの間ですね~」 ...アメリカ? ...帰ってきた?? 「..ちょっと待て」 互いの手を握りキャッキャとハシャぐ渚とルイの間に割って入った 「なんだよ南~感動の再会の邪魔すんなよ」 「そんなことよりなんで..渚ルイを思い出したの?」 俺の言葉に渚はポカンとした 「なに言ってんだよ俺がルイちゃん忘れるわけないじゃん」 ...ついさっきまで忘れてただろ 「俺らが受験前に帰ってからだから..約半年振りくらいかな?」 「そうですね~」 渚ににこやかに答えるルイをちょっとだけ睨むと小さな子供のようにルイはイタズラに笑った ..やっぱりお前の仕業か
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