駆け抜けて性春

7/74
734人が本棚に入れています
本棚に追加
/76ページ
「南..?」 ふと呼ばれた自分の名前に驚き閉じかかっていた目をあけ飛び起きた 「...え..」 空と同じ色の翼、マリンブルーの髪と瞳の女の子が俺を見ていた 「南――――ッ!!!」 「は――――ッ!!?」 ポカンとしていると彼女は叫びながら飛びついてきた 「会いたかったです―――ッ!!」 「...ッ誰!!?」 俺は抱きつく彼女を引き剥がした 掴んだ腕があまりにも白く細いことにまた驚いた 「お前何者だよ..人間じゃないよな?」 自分で言っておいてなんだけど 翼の生えた人間なんていてたまるか 「もちろんです!私は天使ですから」 ニコニコと眩しいくらいの笑顔で彼女は言った はい、そうですか 「..って信じられるか―――ッ!!」 「本当ですよ~なんなら飛びましょうか?」 「は..ッ!!?」 そう言ったときにはもう彼女は目の前にはいなかった 「ほら♪」 声が聞こえたのは空の方から 彼女は本当に飛んでいた
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!