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「…ふぅ。やっと終わったぁ」
そう言いながら、透は背伸びをした。
すると、散歩に出掛けていたクリスが帰って来たらしく、部屋の扉が開いた。
「ただいま」
「おかえり。丁度良かった。たった今、終わった所だよ」
嬉々としながら言う透に、クリスはふっと微笑んだ。
「もう遅いし、今日は寝るか?」
普段そんな事を言わないクリスがそんな事を言うものだから、透はかなり素っ頓狂な顔をした。
「な、何だよ?💦💦」
その表情を見たクリスは、何故か後退った。
「クリス…。ドコか具合でも悪いのか⁉」
「……。ドコも悪くねェよ!それとも…、寝るだけじゃあ不満か…?」
ニヤつきながら言うクリスに、透は顔を真っ赤にした。
「だっ、誰もそんな事言ってないだろう⁉///勘違いするなよ!///」
透は顔を真っ赤にしながら、怒り始め、隣にある寝室へと行ってしまった。
しかし、その後を追って寝室に入ったクリスに、透は朝まで可愛がられたのだった…。
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