4章
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一雄と葉子が帰った後も庄之助は一人縁側に座り、桜を眺めていた。 桜は風でざわめき揺れていた、花は満開である。 「今日も元気じゃな、羨ましいのう、ワシにもその元気があればのう。」 庄之助は少しうつむき溜息をついた。 「昔に戻りたいのう、そうすれば一雄にも本当の強さを教えてやれるのになぁ‥‥、なんてなぁ。」 そう言って庄之助は家の中へと入っていった、辺りはすっかり暗くなっていた。
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