1章

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少年の名前は谷山一雄。 彼は小学校から歩いて十五分ほどの所にあるマンションに、両親と三人で暮らしているのだが‥‥、 今帰路に着いている道は自分の住むマンションとは全くの逆方向である。 彼の向かう先は先程言い合いに出てきた「お爺ちゃん」の住む家である。
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