6章

5/14

35人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
改装当日、庄ちゃんのご両親立ち会いのもと、私を切る作業が開始されました、すると。 「やめろ!その木に指一本でも触れてみろ、僕は死んでやるからな!」 なんと、庄ちゃんが台所から包丁を持ち出しそう叫ぶと一目散に走り去ってしまったのです。 庄ちゃんのご両親は血相を変えて工事を中止させ、全員で庄ちゃんを捜索しました。 庄ちゃん失踪事件により私は一命を取り留めたのです、もちろん庄ちゃんは無事保護されました、こっぴどく怒られたようですが。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加