7章

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「え~、千年も~。」 それは嘘だろうと言った表情の一雄。 「はっはは、明日調べるんじゃろう?」 「うん。」 「そしたら、嘘か本当か分るじゃろう。」 「うん!調べてきたらお爺ちゃんにも聞かせてあげるからね。」 「ああ……、そうじゃのう、楽しみにしとるよ。」 明日にはもう……、とても言えない、明るく振る舞って見せるしか無かった…。 庄之助は話を逸すかのようにお茶を啜った。 「ぶ~!!!ゴホゴホ!」 急にお茶を勢いよく吹き出す庄之助。 「うわ!どうしたの!お爺ちゃん!」 「いや、ゴホ!なんでも、ゴホゴホ!ないんじゃ。」 「僕タオルもって来るね。」 一雄は母の葉子にタオルを貰いに、葉子のいる台所へと走って行った。
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