7章

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「まぁ、ええわい、それより一つ聞きたい事があるんじゃが。」 「え?何でしょうか?」 「お前さん、ワシの娘の所にも一度来た事があるんじゃないのか?」 「娘さんですか?」 スレイブは台所のほうを見た、庄之助も一緒に見た。 「ああ、あそこにいるワシの娘じゃ。」 スレイブは庄之助の方に振り返った。 「まさか!娘さんピンピンしてるじゃないですか。」 「いや、昔に死神が来たとかなんとか言ってた事があってな。」 「ん~、私の担当なら覚えているはずですが…。」 「担当?死神とはいったい何なんじゃ、他にも沢山いるのか。」 「はい、沢山いますよ。死神とは、簡単に言えば案内人ですかね、あの世へ魂を導く。」
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