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「いいえ、どちらでもありません、明日と明後日の二日、二日だけ生きていてもらいます。」
「何?二日?たった二日生き長らえたところで何も出来んわい。」
「ただ生き長らえるだけではありません、貴方は昔に戻るのです。」
「昔に?」
「ええ、貴方は若返るんですよ、二日間だけですがね。」
「若返る?昔の身体に戻れるのか!」
「はい!見せてあげて下さい、一雄君に強さを、本当に強いと言うのはどう言う事かを。」
「一雄に…。」
「それが……。」
「…それが?」
「いえ、何でもないです、さぁ目を閉じて下さい。」
「…わかった。」
スレイブは目を閉じた庄之助の額に手をかざした、すると暖かな桜色の光が二人を包むように光りそして消えた…。
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