8章

5/12

35人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
「だって~、見つかるとエラい事ですよ~、何もこんな危険をおかさなくても…、金なら他に何か…。」 「馬鹿!他にって俺らになにができる?危険は承知だよ、虎穴に入らずんば虎児を得ずと言うだろ!」 「はぁ?」 「だから…、危険をおかさなければ求める物は手に入らないと言う事だ。」 「へぇ~、流石兄貴!」 「ウルセェ!馬鹿!」 「うおお!」 「今度は何だ!」 「見てくださいよ~、でかい木ですね~!」 「そうだな、これだけデカイ木があるんだ、結構な金持ちだろう。」 「ええ、したみに来た時もそう思ったのは覚えていますが…。」
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加