第6章

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  日菜子が店に入ってきた     『あら?  日菜子‥‥  お母様は?』     『帰りました。』     『しばらく江戸に  いらっしゃるの?』     『はい。  何週間か  この町の民宿に  泊まるそうです。』   日菜子が疲れたように言い 明子が聞いた   『‥‥お母様きらい?』     『そんなことないです!    ただ‥‥‥  何か企んでそうで‥‥』     明子はクスクス笑った    
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