第6章

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  聡美が江戸にきて 5日が過ぎた     日菜子が桜屋で机を拭いていると 聡美が入ってきた     『いらっしゃい』   明子が声をかける     『こんにちは』   会釈する聡美に 日菜子が聞いた   『お母さん  どうかしたの?』     『いや実は‥‥  私な‥‥  大阪に帰るわ』     『え?    まだ‥‥  5日しか経ってないよ?』     『ええの。    明子さん、  少し‥‥  日菜子を借りても  ええかしら?』     『どうぞ』    
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