第1章

6/10
前へ
/143ページ
次へ
  日菜子には   その侍が すごく綺麗に思えた       この侍は何か違う       そう思わせた           見とれた     ただ見つめた       いつもは恐怖を感じるはずの 腰にささった刀も   男らしく見えた       侍の姿が見えなくなるまで   日菜子は見つめていた    
/143ページ

最初のコメントを投稿しよう!

129人が本棚に入れています
本棚に追加