第6章

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  聡美は急に笑顔になって言った     『でも  お父さんを  愛してない訳やない。    ただ‥‥  やっぱりあの人も  好きなんよ。    同じくらい  お父さんも好きやけどな』     『‥‥‥‥』     『日菜子‥‥    お母さんが  言いたいんわな、  愛する人を大切にして  一番好きな人と結婚なさい    それが  一番 幸せや。    ‥‥そういうことや』     『‥‥‥お母さん‥‥    ‥‥分かった』     日菜子は優しい笑顔で言った    
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