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「よう!遠華!今日はギリギリだったな!」
そう話しかけてきたのは細目の少年だった。
「おぅ!聖夜(せいや)!また…後輩が遅れてな!」
照れくさそうな顔で彼は言う。
「ん?なんだぁ?惚れてんのか?」
「ばっ!馬鹿を言え!あんな天然でおっちょこちょいなやつに惚れるかよ!」
ちょっかいを出す聖夜に対して、遠華は顔に血が巡りに巡りて赤くなった。
「くははっ!わぁ~てるわぁ~てるって!」
聖夜は独特な笑い方をする。
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