一日目

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数分、見つめ合ったのち、海と名乗る少年は、潤子に身体を預け、目を瞑った。 「おやすみ…」 かすかにそう呟いた少年はすぐに寝息をたてた ほのかに、甘い匂いがした。 「おやすみ…海」 ベッドまで運び、少年を寝かせた後、潤子もベッドにもたれかかり、意識を手放した。
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