三十二日目

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「久しぶり…だな」 日が傾く頃、潤子は別宅にいた 「よし、やりますか!」 家具も何もないが、 ホコリが溜まるのでときどき掃除に来ていた 「うー…寒い」 季節は変わり、ずいぶんと気温が下がってきた 「さっさと帰るべ」 フローリングの床にモップを掛けながら、夕食のことを考えていると、 突然 インターホンが鳴った 久しぶりだなぁ…このチャイム ふっと我に返った 「だっ!誰だろう」 まさか、 まさか… まさか…!
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