昨日*朝

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「た~く~ちゃあぁあぁん」 机の椅子に座る親友の拓也の背中に思いきりのしかかった。 「ぐおぇえ!?」 のしかかったせいで拓也はガマガエルみたいな変な声をあげた。 その後少し咳き込んでから俺を睨む。 顔が整っているだけに睨むと迫力があってちょっと怖い。 「拓也~…俺バカなんだ…」 出てくる声は無意識に震えて泣き出しそうだった。 「知ってる」 のしかかった事をまだ根に持っているのか口調が何だか冷たい。 「タクちゃん酷い」 涙目で拓也を見た。 そして今朝の出来事を話す事にした。 バカな俺の話を。
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