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扉を開けると図書室の真ん中に机が一つポツンと置いてある。周りは本棚。
月明かりがその机を照らしていて妙に気持ちが悪い。
よく見ると机の上に何か置いてある。
「何だあれは?」
らっちが机に近付いて行く。
「斧だ!」
机の上にあったのは錆びた斧だった!
「気持ちわるっ!」
だいとのざきっちも近付いて来て
『何で斧があるんだよ?』
[何か血みたいの付いてない?]
三人は急に寒気がした。
周りを見渡して見ると壁は赤黒い様に見えた。
『この図書室まじ気持ち悪くねぇー?』
[出ようぜ]
二人が言うとらっちは
「ここで待ってればテケテケ来るんだろ?」
と言いながら辺りを見回し
「ちょっと待ってみようぜ」
と言い出した。
らっちはうろうろしだし本棚をあさり始め何かを見つけた。
「ノートだ!」
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