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らっちはノートを手にとりパラパラ読み始めた。
【深夜この図書室にテケテケ現れる！テケテケ出たら後ろ振り返らず階段に走り逃げろ！一度来たら二度と来るな！サモナクバ…】
と書いてある。
次のページにもその次のページも【階段かけおり逃げろ！二度来てはならぬ！サモナクバ…】
と書いてある。
階段？二度と来るな？らっちはこの場では意味が解らずにいた。
時計を見ると時刻はすでに深夜一時近かった。
他の二人が
『らっちションベン漏そう。どうしよう？』
らっちは図書室の前に確かトイレがあること思い出した。
「テケテケも出ないしトイレでションベンしって帰るか！」
と言い出したので
二人も
［賛成！］
と図書室を出てトイレに向かった。
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