恐怖の始まり

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階段はトイレの隣にあったはずなのにいくら走っても階段に着かない。 らっちが 「ハァハァおかしいな?こんだけ走ってるのに階段がないじゃないか」 シュッ シュッ 後ろからはテケテケが追っかけて来る! 三人はとにかく無我夢中で走った。 後ろを振り返らずとにかく前え前え! どれくらい走ったのか?五分いや十分位か? 気付くと階段が左斜め前に見えてきた。 らっちが 「ハァハァ階段だ!飛び降りろ!」 [ハァハァわかった!] 『ハァハァハァわかった』 三人は階段の最上段から飛び降りた。 ハァハァハァハァハァハァ 階段の上を見るとテケテケが立ってこちらを睨みつける。 しかしテケテケは階段を降りてこない。というより降りられないみたいだ。 「助かった!」 この時らっちはノートの意味がようやく解った! 【階段に逃げろ!】 そういう事だったのか! テケテケは階段を降りられないから階段に逃げろ!なるほどなと思い 「早く帰ろう!」 と非常口の扉に向かい階段を降りていった。 トントントントントントン トントントントントントン
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