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「お嬢、そろそろ講義の時間ですぜぃ。」
「う………ん……」
どうやらあのまま眠りについてしまったらしい。
シャワーも浴びずに寝てしまうなんて相当疲れていたみたいだ。
「最悪。―――風呂入らなきゃ。」
ふと、布団から出ようとした時
(今、男の声、しなかった??)
「お嬢、そんな時間ありませんですぜぃ」
「!!???」
見知らぬ男が慌てた様に侠を抱き抱えると、侠はパジャマ姿のまま車に押し込まれる。
「―――ちょ、あんた何!?」
混乱したまま侠は半ば叫ぶ様に尋ねる。
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