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でもいつもの2言で終わり。
それでも龍二は絡んでくる。
別にタダ酒飲めて良いけど
『気が向いたらね』
受信:龍二
『姫は厳しいね』
…ッハ、姫かよ
返事は返さない。
龍二はキリがないから。
『今日刺青やってよ』
陸にメールしてポケットに閉まった。
「よお」
すぐ横から声がした。
「あんだ、睡(すい)か」
睡は私の双子の兄。
親はどんなセンスの持ち方なのか、2人合わせて睡蓮なんて。
バッカじゃないの?
「お前またフッてただろ?」
睡はいちいちつっかかってくる。
少しだけ産まれたのが早いからって兄貴ズラなんかして。
「睡に関係ないでしょ」
ジュースを取り出して壁に寄りかかりながら話した。
「蓮も彼氏の2~3人くらいつくりゃ~良いのによ」
睡も隣に寄りかかりながら携帯をイジッてた。
周りには睡も私と同じように美男って言われてる。
見た目は爽やかお兄系らしい。
私も睡も身長も足の長さも大体一緒。
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