第十二章 Evolution

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秋水は風の如く駆けた。 走り抜けた時すれ違った朧を光にかえながら… 朧の腹に右の蒼牙で一太刀 抜いてから体を回転させ左の蒼牙で朧の攻撃を受け流し首を飛ばす。 そして跳躍。 朧をピョンピョンと踏み越えるのと同時にどんどん切り裂いてゆく。 そして着地。 着地のスキをついて朧が接近 しかし秋水は蒼牙を翼の如く広げ手前周りの朧を一掃した。 「まるで修羅ね」 見ていた梓が呟く。 「まだまだだな…意外に多いわ…」 秋水は左右の蒼牙を一つに戻し複数の朧達の中心に向かって… 「蒼裂破」 蒼牙から光が飛び朧達の中心で爆発。 「……あと半分」 梓が呟いた。 「……あと5分か…ちょっと急ぐか」 秋水はまた蒼牙を切り離し朧の中に飛び込んだ。
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