第十四章 記録

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『三ヵ月目』 『秋水は今の段階で朧を50体まで相手にできるようになった。 途中、彼の希望で数を急激に増やしたが冷静に対応していった。 彼はどうやら力を少しずつコントロールしてきているようだ。 僅かだが蒼牙の刃に色の変化が見られ破壊力が増している。 彼に蒼牙の改良を提案してみるのもいいかもしれない…。 研究員とも掛け合ってみよう。 ………………… 今月末、上層部から秋水の訓練に使えとあるデータが送られてきた……。 上層部は何を考えているのだろうか…。 このデータは暫く保留としよう』 追記 『秋水と話した結果、蒼牙の改良に賛成。 彼中心に作り出すそうだ』 また写真が貼られていた。 秋水の訓練を青葉が見ている。 しかし青葉の顔は苦しいような寂しいような表情だった…。
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