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青葉の部屋に着くと彼は自分の武器を手入れしていた。
「青葉さん、なんですか?」
秋水は部屋に入り青葉に問い掛ける。
「おお秋水。少し待っててくれ、こいつの手入れが終わってからだ」
「青葉さんも好きですねぇ。
その武器掌につけるだけでいいなんてかなり便利ですよね」
秋水は羨ましそうに青葉の武器を見ている。
青葉の操る武器は掌に直接取り付ける。
自分の精神力を削り、思う形状に武器を精製。
または遠距離攻撃として使うことができる。
名前は「ヴァインド」
「ば~か。これけっこうしんどいんだぞ?
かなり体力持ってかれるからな」
青葉は苦笑いで答える。
「そうなんですか?でもかなり強いですよね」
「まあな。……よし、終了~。
じゃあ話しに移ろうか」
青葉はヴァインドを横に置き話し始めた。
「お前が半朧化してから半年。
なんの異常もなく順調にお前は強くなった。
以前光景に貰った力と朧の力でなおさらな。
そこでだ、そろそろお前に正式に初任務を与えることにする」
「えっ!?マジですか!!よっしゃあ!!!」
秋水はそれを聞き喜んでいる。
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