YOUR SHINE

第５章 初対面

歌い疲れた勇樹があたしをベッドに引きずりこんで，あたし達は仲良く眠りにつきました。
いつもなら腕枕がうっとうしいと，寝ながら押し退けるあたしが，勇樹の腕枕では朝までぐっすり寝れたのにはびっくり。

朝になり，あたしの地元に勇樹が来ることに少し緊張しながら，出かける準備を始めました。

ふと何気なく見た携帯に沢山着信やメールが入っていて，嫌な予感がしました。
あたしは恐る恐るメールを見ました。