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……………………翌朝
いつものように起きて、
学校へ行く…………
『今日も、我慢しなきゃ』
我慢なんてしてない。
いつも泣いて馬鹿にされて……
ぼーっと考えながら歩いてると
『死ねこのクソが!!』
『やめて…………』
男女三人が一人の少女に
殴りかかっている。
『ひどいー……殴るなんて』
私より酷くいじめられている
しかしその少女は
泣いてなんかいなかった………
『周りの人達はなんで
助けないの…………?』
《それはあなたもよ………》
え………………っ誰?
どこからか声がする………
《玲ー…………》
『お母さん!?』
《やっと気付いたのね…》
『お母さん、会いたかった』
《玲、今はあの子を助けて》
『あっお母さん!!』
声は聞こえなくなった、
『助けるって…………』
私はただ見つめることしか
出来なかったー………
すると少女がこちらを
向き………微笑んだ
『なんで…笑って………』
私は走っていた………
何故だろ、なんかあの子を
助けないといけない気がする…
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