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2007年夏。全米震撼させたあのホラー超大作がついにこの秋日本初公開…けして一人では見ないで下さい…
1994年冬。
1人の男性が耳掻き棒で耳掃除をしている。
彼は大の耳掃除好きで暇があればそれをしている。
 ̄ ̄
だがそんな日々も長くは続かない
なぜなら奴が居るから…
奴は黄色い手袋をし
赤のマントを翻し
血で真っ赤に染められた
真紅の服に身を包む
奴は耳掃除をしている彼を背後から押さえ付け頭を固定し耳に入っている耳掻き棒を奥まで押し込むのだ…
彼は耳掻き棒を引き抜き
破れた鼓膜の痛みと
激しい耳鳴りの様な音に
意識は朦朧としていた。
薄れゆく意識の中彼はペンと紙を手にとり犯人の名を書き記す。
生き耐えた彼の手に握り締められた血で薄汚れた紙を奴は強引に奪い取る
紙に記された文字を見て
奴は鼻で笑い破り捨て
彼だった「物」の顔を踏みつけこう言うのだった。
?『Pugyaaaaaa』
そう言い残し立ち去る後ろ姿が彼の目に写る事はなかった。
そして今日も奴は獲物を探し、午後8時の繁華街を物色する。
今夜は君の所へ現れるかもしれない。
奴の名前は
『 あ ん ぱ ん ま ー ん 』
この物語はフィクションではありません。
撮影された映像には血糊、CG、ワイヤーアクション、スタントマン等使用していません。
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