《日常生活》

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  「ふぅ逃げ切れたね拓ちゃん!!」 職員室から逃げ出したあたしは 笑顔で拓ちゃんを見た。 「別に俺は逃げる必要なかったけどな」 「もー!!素直じゃないなぁ」 「あ"ーだりィ…葵このまま帰ろーぜ」 「駄ー目!!勉強しなきゃ馬鹿になっちゃうよ!?」 「葵だけな」 「ムカッ!!」 そう拓ちゃんは見た目こんななのに何故か頭が良い。成績も上位の方だし、運動だって出来る!!本人のやる気次第なのだ。 「つか俺高校行く気なかったのに葵が行かなきゃ駄目って言うから仕方なく来ただけだし?」 チラッと横目であたしを見る 「う"っ…;;だってホントじゃん…」  
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