6人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
しかし時計を見て驚愕する。
「今日…日曜日だぞ…?」
この驚愕の事実を聞かされ、流麗は口を開いた。
「早起きは三文の得だよ…?」
「はぁ…」
これを聞いて黎明はため息をついた。
だが黎明がため息をつくのも無理もなかった。
黎明はもう既に三週連続で日曜日の朝5時30分に起きている。
「ったく…頼むよ…」
「ごめんなさい…」
流麗は真剣な顔で迫る黎明から目を逸らし、素直に謝った。
この素直な言葉を聞くのも三週連続だ。
最初のコメントを投稿しよう!