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最後の相手…
それがキャプテン。
スタートの笛がなった
『ピーーー』
始まった。
とうとう…
『ケン』ｖｓキャプテン。
の試合が始まった。
『ケン』の得意な技を使っても先輩は抜けない。
『ケン』は焦っていた。
『ヤバい…抜けない…どうしよう。』
『ケン』が使える技は…
『シザース』
『リフトアップ』
だけだった。
『５分経過…』
ここでずっと黙っていた『リュウ』が声をあげた。
『ケーン…あの技だぁ！』
あの技とは…そうあの『ロナウジーニョ』の得意技…
『エラシコ』
なぜ『リュウ』がこう言ったかというと…
『ケン』は密かにこの『エラシコ』を練習していた。
それを『リュウ』は知っていた。
『ケン』は驚いていたが、気を取り直して集中した。
『１０分経過…』
どちらもまだ体力に限界は来ていなかった。
『ケン』は『エラシコ』をやるタイミングをはかっていた。
そして…
『ここだ！』
『ズバッ！』
『エラシコ』を決めた。
結果は…
勝った！
『ケン』が先輩全員を抜いた。
勝ったのだ。
先輩全員は…
『くそっ！』
っとくやしがっていた。
特に一番くやしがっていたのはキャプテンだった。
そして『ケン』を睨んでこう言った。
『覚えておけょ』
『ケン』と『リュウ』そして①年生達はとても喜んでいた。
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