序章

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「〇〇〇。準備手伝ってくれー!」 親戚の一人がバーベキューコンロをつけながら少年に言った。 もちろんこの人の魂も見えていた。 「…あ」 「どうした?」 「彼方ちゃんが!」 「彼方がどうかしたか…っ!?」 彼方は川に流されている。 激流だ。 「くそっ…間に合え!」 ドボン。と少年は川飛び込んだ。流れは強く、少年の力ではとても敵わない。
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