夏休みの日記

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8がつ4にち(はれ)   今日はおかさんが、おみあいというのにでかけるらしい。   あさからけしょうのにおいプンプンだた。   なぜだかしらないけどぼくもついていくことになた。   はじめはいやだたけど、あたらしいおとさんになるかもしれない人をみてみたかた。   そしておみあいするところにきた。   そこには1人のオトコの人がいた。   どうやらあれがあいてのひとみたいだた。   おかさんはオトコのひとのまえではべつのひとみたいだた。   おかさんたちはぼくをほつたらかしにしてどんどんさきにすすんでいつた。   ぼくはなんのためについてきたのだろう。   つまらないからぼくはかえることにした。   そのときおかさんがかみきれをおとした。   『生命保険契約書』 なんてかいてあるのかわからない。   その下にどうやらなまえらしきものがかいてある。   たぶんおみあいあいての人のなまえだ。   ぼくにはかんけいない。   ぼくはあのひとはキライだ。   いつかけしてあげることにしました。
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